The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

今は亡き蔵のある風景[ 花咲く小樽で ]

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北海道小樽市住吉町/ Sumiyoshi-cho, Otaru-shi, Hokkaido



今はもうこの蔵は遺っていない。
壊してどうするのかと思ったら更地のまんま。
だったら残しておいてもよかったんじゃないの?
小樽の人ってホント、簡単に壊すよねぇ…。
壊してどうすんのよ。
何が残るっていうんだよ。
またコインパーキング作るの?
味気ないマンションの方が儲かるのかね?
もう小樽じゃなくなっちゃうよ。
残ってるからこそ、
〝 小 樽 〟なんじゃないの ?

でも…それは見ず知らずのヨソ者の言い分であって
周辺に住んでいる人達にとっては
どうしても
目障りで危険なガラクタということになってしまうのか。
難しいところだな。

でもね、壊すのは簡単。二度と元に戻す事は出来ない。



 

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北海道小樽市住吉町/ Sumiyoshi-cho, Otaru-shi, Hokkaido

 

毎回来るたびに思う。
時に
クソッ、シマッタ、撮っておけばよかった…と後悔し、
時に
撮っておいてよかったぁ…と安堵する。

いつもその繰り返し。

 

 

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北海道小樽市住吉町/ Sumiyoshi-cho, Otaru-shi, Hokkaido

 

 

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北海道小樽市住吉町/ Sumiyoshi-cho, Otaru-shi, Hokkaido




★おことわり
 今春、小樽へ桜の撮影に行くのを楽しみにしていたのですが、残念なことに今回の緊急事態宣言を受けて今回は断念する事にしました。掲載されている作品は全て過去に訪れて撮影したものです。
 現在新コロ第二波に見舞われている札幌に住んでいる私はこの間、〝 stay home 〟を守りながら我慢の生活を続けています。その中で5月に入り一気に花が咲き始めるこの季節、華やかに彩り始めた近所の住宅街や公園、新緑が芽吹いた川や山を丹念に歩き回り数多くの写真を撮る事ができました。近所にもかかわらず、今までなかなか訪れる機会がなかった場所で新しい発見があったり、新鮮で有意義な時間を過ごせました。この間の成果もいずれこのブログ内で発表できると思います。

 
 

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北海道小樽市住吉町/ Sumiyoshi-cho, Otaru-shi, Hokkaido