The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

【Toy Cars #54】過激なる先駆者 - 4/伝説は奇跡へ

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

1980年代の後半、

ランボルギーニカウンタックに代わる

次世代のフラッグシップ車の開発を急いでいた。

開発を担当したルイジ・マルミロール氏は新型車の名前を決めるにあたり

数十もの候補を用意していた。

 

ランボルギーニの車名といえば伝統的に闘牛に由来しているモノが多い。

例えばミウラは闘牛の牧場主の名が由来であり

エスパーダは闘牛の剣

ウラッコは小さな牝牛

ムルシエラゴは雄牛

アヴェンタドールも雄牛の名前である。

闘牛ということなのでスペイン語の辞書を取り出し

まず闘牛に由来しているかは前提とせず

音感が良く一度聞いたら忘れないような言葉を片っ端からピックアップしたそうだ。

そしてある日、それらを当時の幹部達に配り投票してもらうことにした。

結果一番支持されたのが〝 Diablo ディアブロ 〟だった。

 

この言葉はイタリア語読みで〝 悪魔 〟を意味し

よくよく調べてみると

嘗てスペインに〝 Diablo ディアブロ 〟という凶暴な闘牛が

偶然にも実在していたことが分かった。

1869年、マドリッドの闘牛場で闘牛士 ホセ・デ・ララと闘ったあの牛のことである。

100年以上も前からこの車の誕生がまるで運命付けられていたような奇跡に

マルミロール氏は驚き感動した……というエピソードである。

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

失われる100年

 

 

2023年…去年起こった出来事の中で嬉しかったコトの一つ。

 

 

 



経済で勃興し…その経済によって没落する… 。

 

なかなか感慨深いじゃないか。

 

日本も失われた20年とか30年だとか言われているが

 

あの経済規模から言ってやり方一つ間違えればそんなもんじゃ絶対済まない。

 

そのまま堕ちぶれて行くか……それとも

 

追い詰められた挙句トチ狂って戦争でもおっ始めるか…… 。

 

 

 

◾️ここ数年日本の報道でもその経済の〝 ヤバさ 〟が取り沙汰されあとは崩壊するそのタイミングが何時なのかとよく語られてきた。当然のごとくそういうことに敏感な海外からの〝 投資 〟は共産党によるコロナ後の急激な社会への引き締めも追い風に日に日に中国経済に見切りをつけて引き揚げ始め、日本企業もそれに追随していった。おかげで今日本の株が上昇中だ。バブル時代の史上最高額を年内に突破するかもしれない勢いだ。たとえそうなったとしても今回は中国のように奢ることなく浮かれることなく行きたいものだ。

 

◾️そんな中で今連中は何をしているのかと言うと、日本と中国のために長年頑張ってきた日本企業の駐在員に訳の分からない〝 罪 〟を被せて刑務所に拘束するという、北朝鮮紛いの非人道的な手段を使って日本企業に出て行かないよう脅しをかけているのだ(奴らにはメンツがあって日本に頭を下げることが出来ないからこういう強硬な手段に出ようとする)。

 

◾️別な見方をすればいかに奴らがこれから起こり得るいくつもの危機的な状況(デフレスパイラルとか歯止めが効かない日本より深刻な少子化、溢れかえる失業者、共産党への批判→崩壊とか…etc)に相当〝 ビビってる 〟証拠だ。

 

◾️日本が多少経済的に血を浴びる事があっても世界秩序と地域の平和を乱すような連中はサッサと没落させた方がいい。

 

 

 

まぁ心配する事はない…… 。

後は東アジアに於いては日本が代わりに頑張ればいいんだから。

 

 

 

【Toy Cars #53】過激なる先駆者 - 3

 

 

もう少しで俺の出番だ… 。

 

 

緊張が高まる…いつの間にか汗が滲み時折体が震えているのがわかる。

 

俺は恐怖に怯えているのか。

 

それとも目の前の名誉に目が眩んでいるのか。

 

 

今日の相手はいつものヤツとは違う… 。

 

 

でもコイツを倒せば揺るぎない地位と名誉をこの手にし

 

負ければ全てが終わる。

 

 

栄光か死か…?

 

 

どちらに転んでも客は絶頂し熱狂するに違いない… 。

 

 



1869年のある日、ついにその扉は開いた。

 

マドリッドの闘牛場で当時人気の闘牛士 ホセ・デ・ララは

 

通称〝 悪魔 〟と呼ばれた猛牛〝 Diablo 〟と対決する。

 

途中非常に凶暴な性格の相手は彼を追い詰めるが

 

結局〝 悪魔 〟は倒され伝説の戦いは終わりを告げた。

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA



 

【Toy Cars #52】過激なる先駆者 - 2

 

 

 

昔…スペインに伝説の闘牛がいた。

 

非常に凶暴な性格から

 

人々に〝 悪魔 〟と畏れられていた。

 

 

 

 

その名は〝 D i a b l o 〟…… 。

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 

 

 

 

その〝 悪魔 〟と同じ称号を与えられた

 

5.7リットルV型12気筒の巨体から繰り出すパワフルな走りは

 

猛牛があたかも唸り声をあげながら荒々しく走る姿そのものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Toy Cars #51】過激なる先駆者 - 1

 

 

 

ただ綺麗なだけじゃダメだ。

 

 

 

 



 

 

 

パワーがあるだけでもダメだ。

 

 

 

 



 

 

 

そこには、

 

 

 

 

Lamborghini Diablo SV / TOMICA

 



 

 

〝 革新 〟がなければ意味がない。