もう少しで俺の出番だ… 。
緊張が高まる…いつの間にか汗が滲み時折体が震えているのがわかる。
俺は恐怖に怯えているのか。
それとも目の前の名誉に目が眩んでいるのか。
今日の相手はいつものヤツとは違う… 。
でもコイツを倒せば揺るぎない地位と名誉をこの手にし
負ければ全てが終わる。
栄光か死か…?
どちらに転んでも客は絶頂し熱狂するに違いない… 。
1869年のある日、ついにその扉は開いた。
通称〝 悪魔 〟と呼ばれた猛牛〝 Diablo 〟と対決する。
途中非常に凶暴な性格の相手は彼を追い詰めるが
結局〝 悪魔 〟は倒され伝説の戦いは終わりを告げた。