つい先日の8月26日夜、TVの報道では珍しく、しかも各局において〝 一台のクルマ 〟が取り上げられていた。日産の〝 GT-R 〟が生産を終了したというのだ。栃木の工場で最後の一台がラインオフされた映像が流れ、その歴史が語られていた。

その中では「環境規制の高まり」とか「開発費の高騰」とか「時代の変化」だとか「消費者には趣味性の高いモノよりSUVとか軽などの使い勝手の良いのが好まれている」などとその要因が分析されていた。しかし私にしてみれば『何を今さら…』と。そのどこかで聞いたようなコメントに物足りなさや違和感を感じた。そんなことは10年、20年も前から世間やネットなどでずっと語られてきたことだ。いわゆるスポーツカーとかスポーティなクルマなんていつの時代もそんなもんじゃないのか…。

私が思うにそれらに加えて今回の場合は日産自身の販売不振とコロナ禍以降の世界的な車の電動化の流れに急ブレーキが掛かり、メーカーが今後の生産や販売戦略において大きな軌道修正を余儀なくされ、各部門が開発費の見直しに迫られた。更に企業はこれから継続的に人件費も上げていかなければならないという、世間の風潮も変わったところで日産にも大きな決断の必要性が出て来たためだと思うのだが。
〝 日産の真の復活はGT-Rと共にある 〟

5年後か10年後なのか…願わくは新型の復活の際には国内向けだけでもいいので、GT-Rの名には再び〝 スカイライン 〟の称号を与えてほしい…と、個人的には期待しているのだが。

