夏でもない。
かといって
秋とも……言い切れない…。
毎年々繰り返され
半ば当たり前のようになった
〝 暦 〟と〝 季節感 〟の間の大きなズレは
時に我々を取り巻く環境において
いつもいい加減で大味で過激な醜態を晒しながら
どんどん拡がるばかりだ。
そこには〝 日本らしい情緒 〟などという
繊細なモノが入り込む余地など微塵もない。
我々はこのまま〝 日本人らしい季節感 〟というモノを
退化させ、いずれ失うしかないのだろうか?
ったく………。