〝 ミニカー 〟に手を出した頃は
京商やエブロ、ixo、ミニチャンプス、オートアート、CMCなど
〝 リアル 〟に再現された大人用のコレクタブルな商品に目を奪われて
いわゆる〝 玩具ミニカー 〟などは正直バカにしていたが
実際手に入れたりネットで様々な情報を見ているうちに
ある日突然雷に打たれたようにスイッチが切り替わった。
『 あぁ、そうかぁ… 』
『 1/64という一つの〝 世界 〟なんだ 』
『 これはこれでいいんだ… 』と、
受け入れられる自分がいた。
鮮やかな色味。
デカすぎるエンブレム。
子供が思わず手を伸ばし
その小さな手のひらで握れるサイズ。
単純化と丸みを帯びた
カワイイ造形。
うん百万円もするあのクルマが
こんな風になっちまう。
各玩具メーカーの
特有のホイールデザイン。
どう〝 ミニカー化 〟させるのか。
そこに各メーカー毎の
〝 味 〟や〝 味付け〟の違いがあり
更には仕上げの〝 精度 〟や〝 丁寧さ 〟など
玩具メーカー毎のお国柄や国民性さえも
透けて見えてくるのが面白く興味深い。