ミニカーに手を出した十数年ぐらい前
ミニカーの写真撮ることなど
まだ考えもしなかった頃に購入した。
ちょっと〝 オモチャっぽいなァ… 〟と思ったのだが
まァ…こういうのもありかぁ?
カラーリングも派手で面白いし…。
たかが2、3百円だからな。
とりあえず他のと一緒に連れて行くか…
ぐらいのつもりだった。
それから何年も経って
こうして写真にしてみると
案外〝 絵 ″ になるのかなぁと思ってしまう。
赤いプラスチックの〝 羽 〟や
ギラギラエンジンもいいアクセントになるし…。
面白イじゃないか。
〝 ヘンな 〟クルマ…。
もし目の前にこの実車があれば
〝 ウワァ~~ 〟と
さぞかしその〝 下品さ 〟に
眉をひそめるかもしれないが
小さなミニカーになってしまうと
なんだか〝 カワイ 〟らしい。
〝 下品 〟であれば〝 下品 〟であるほど
〝 超豪華 〟であれば〝 豪華 〟であるほど
〝 歴戦 〟の〝 名車 〟であればあるほど…。
それは全て〝 愛嬌 〟に変ってしまう。
そこがミニカーの面白いところかもしれない。
今になって
手に入れておいて良かったなぁと思っている。
ミニカーごときであっても
〝 一期一会 〟の出会いなのである。