The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

〝 労働生産性 〟というモノの正体

 

〝 日本人 〟は〝 労働生産性 〟が低いと世界から揶揄されているらしい。

それをバカ真面目に受け取りフリップに掲げ

不安気に眉間に皺を寄せる日本人。

 

キリスト教社会では元来〝 仕事 〟というものを

〝 罰 〟として捉える考えがベースにあるらしい。

つまり労働は苦役なのだ。

 

だがこのコロナ禍の世の中で

よく見てみるがいい、

そうやって誇らし気だろうあいつらの無様な姿を…。

 

 

労働生産性 〟というのは

物ゴトを他人(他国)に任せ、自分達(自国)では何もしないコト。

もっと単純にいえば

〝 怠ける 〟コトを意味する。

 

 

効率性…時短…デジタル化…。

9時に来て5時に帰る。

ほぅ…素晴らしい…。

5時には帰るから

病床を減らし人員も減らし、医療サービスを下げます…。

ウチの国ではもうマスクは作りません…中国人に作らせます。

いちいち大麻の捜査や管理なんて無理だから解禁します…。

探せばネタはもっと出てくるに違いない。

 

平時ならばいい…。

一見上手くやっている、

賢く見える。

でも

いざ危機に直面した時に

病床がない、マスクがない、人材がいない…。

世界では一時マスク争奪戦、

あの中国に借りを作り何もいえなくなる。

たかがマスクで安全保障にも影響してくる話だ。

福祉国家とリスペクトされるあのスウェーデンでは多くの老人を皆殺しにした。

ドコガ福祉国家ダョ…。あの件には驚いたし、失望した。

これがアイツらが言う〝 労働生産性 〟の末路だ。

 

 

アメリカでは今大寒波がやって来て

テキサスではマイナス10℃ぐらいで

何日も停電と水道が使用不能になっているそうだ。

ネットが使えなくなったり、

毛布をぐるぐる巻きにして雪道を歩く人々。

道路が滑り100台以上の車が多重衝突。

スッカラカンのスーパーマーケット。

ガソリンスタンドへ向かう行列。

この真冬に何日もあんなふうになるのか…。

雪国で生きる自分にとって恐ろしい光景に見えた。

命を繋げるものは案外アナログ的なモノだったりするのは皮肉なものだ。

 

ここはテキサスだから…。

インフラも寒冷地並みに強固にしなくていい…。

無駄なことはするな…。

そんな考えはなかったか。

 

アイツ(西洋社会)らの言うコト

全てを真に受ける必要はない。

アイツらの目や反応ばかりいつも気にして

日本の大事なモノを見失ってはいけない。

 

 

労働生産性 〟なんてコトバはクソ喰らえだ。

 

 

日本人は日本人の脳みそで考え、工夫し、

決断をしたら、

責任を持って行動すればいいんだ。