The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

公明党 山口代表の愚かな言葉

ネットで産経新聞による、こういう報道があった。

 7日の政府与野党連絡会議で公明党の山口代表がこう発言した。

〝 …自民党内で習近平国家主席国賓来日の中止を求める意見が出ていることに対し…「歴史的、大局的な観点で(来日を)推進していくべきだ」と述べた 〟さらに、山口代表は〝 国賓来日は「(日中の)首脳の往来を重ねて関係を強化していこうという流れの一環だ…」 〟と指摘。〝 「来日が実現できるような環境を両国ともに努力し、前進を図るべきだ」 〟傍らには二階氏の姿がある…………やっぱりな。

 さすが山口代表。こういう時だからこそ敢えて…という、平和的に外交を推進しようとする公明党らしい誠実で立派で大人な意見だと思う。

でもね………………最高に〝 愚か 〟だよ。

 山口代表の言いたい事はわかる。わかるよ。……でもね、私から見れば結局代表はそういう言葉を勝手に自分自身で良いと思い込んで納得してるだけ。もうあの頃の中国とは違う。幾ら対話なんかしても無駄。アイツらは日本の平和への思いなんて理解できない。日本人(東の蛮族)の忠告やアドバイスなんて聞くわけない。自分たちの欲望を最優先する。その場では上手く嘘で取り繕い、後で約束を反故にするのはアイツらにとっては朝飯前だ。噓も方便。新時代の日中友好だ互恵関係だ、などと握手をしながら空母で領海侵入したりハッキングだって何だってやりたい放題だ。
 約30年前の天安門事件後にも日本は同じ事を考え、同じ事(来日の推進)をやった。あれから30年…どうだ…結果こんなザマじゃないか。また日本は愚かな歴史を繰り返すというのだろうか。


 それに確か山口代表は弁護士出身の方だ。南沙・西沙諸島の不法占拠や尖閣が絡んだ日本の領海への進入と一帯一路と名乗る歪んだ覇権主義行動は勿論、先日施行された香港国家安全維持法による自由な言論への締め付け、当局の令状無き家宅捜索と逮捕、現在進行中のウイグル自治区でのイスラムの人達への弾圧と強制的民族浄化など、代表は中国の人権問題についてどう考えるのか。今まさにこの瞬間にも多勢の苦しめられている人達がいるというのに目を瞑っていろというのか…あんた弁護士だろ!
 歴史的、大局的な観点でという御立派な大義(無責任で都合の良い言い訳)のもと日本が自国だけの国益や経済・外交を追求し、中国に甘い顔をすればやがてその流れは世界中に広まり、いつの間にかウイグル族への虐待問題は黙殺され、テドロスのように何をやるにも世界各国が中国の糞メンツと顔色を伺ってモノゴトを決めるようになる。そうなれば中国の思うツボだ。やがてそれは必ず中国の覇権の完成に繋がっていくだろう。冗談じゃないよ。そんな糞みたいでロクでもない世界なんてゴメンだね。
 人間には経済や外交なんかよりもっともっと大事なものがある。公明党がそれを分からないようじゃ駄目だろ! 日本はもうアジアの小国ではない。インドネシアとかフィリピンみたいにくっついたり離れたり、中国に対して曖昧な対応するようなゴマカシは効かない。世界は日本の行動を見ている。そこをもっと自覚しないとダメだ!
 

ここで改めて言わせてもらう…。

私は中国(侵略者)の国賓としての来日に断固反対する!

 現状のままでは日本の天皇陛下に会うには不適格な連中だ。日本から手を差し伸ばす必要はない。身を清めてから日本に来いと言いたい。

 何故一般の日本人でもこのように中国を非難するのか、何故コロナ禍の中世界から非難されたり差別されたり暴力を振るわれたりするのか、その〝 何故 〟を中国によく考えさせないといけない。だから今日本が焦ってタガを緩める必要はないのだ。