The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

【Toy Cars #59】人気者

 

 「協業」は出来ても「統合」なんて無理だろうなァ…と思っていたらやっぱりダメだった。2月13日、日産とホンダの経営統合の話し合いは事実上決裂した。でも競争の激しい自動車業界においてはくっついたり離れたり、そして売却されたり…似たような話はいつの時代にも起こってきた。〝 MINIミニ 〟もその代表的な例の一つだろう。

 

MINI Cooper JCW / TOMICA

 

 1959年ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(以下BMC)によって誕生するとその後紆余曲折を経て1997年にBMWがローバーを買収した際、MINIも引き継がれるが2000年に今度はローバーが売却されるもMINIだけはBMWの下に残った。そして2001年BMWの下、新世紀〝 MINIミニ 〟として生まれ変わるのである。当時の自動車業界や自動車ファンにとってそれは大きなニュースであったに違いない。

 

ミニ ジョン・クーパー・ワークス / TOMICA

 

 イギリス人からドイツ人の手に渡れば良き伝統が失われるのではと危惧されたが、BMWの信頼性のある技術と共にあの個性的で愛嬌のあるイメージは受け継がれ、数年毎のモデルチェンジの度にその斬新なデザインを纏った姿はいつも自動車ファンの注目の的になっている。結果的にはBMWにとってもMINIにとっても良い決断だったのではないか。

 

MINI Cooper JCW / TOMICA

 

 現在〝 新生MINIミニ 〟は誕生以来第4世代目の進化を遂げた。それら全世代はもちろんBMC時代のモノも含めて日本の街中ではMINIの走る姿をよく目にすることができる。日本でもその人気は年配の方から若い人まで根強いものがあり、これからもその人気は受け継がれていくのだろう。

 

ミニ ジョン・クーパー・ワークス / TOMICA