The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

【Toy Cars #21】〝イメージ〟は〝時代の波〟を超えて

 

現在のトヨタの〝看板車〟に

成り上がったと言ってもいい?

人気の〝 アルファード 〟だが

巨大な〝フロントグリル〟の他に

いつも気になる〝ポイント〟が

もう一つだけある。

 

 

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TOYOTA ALPHARD / TOMICA

 

 

それは・・・・・

 

 

 

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TOYOTA ALPHARD / TOMICA

 



サイドから見たときの

前輪から後輪にかけてある

フェンダー〟の〝膨らみ〟のカタチが

往年のクラシックカーのそれと

同じに見えてくるのだ。

 

 

 

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TOYOTA ALPHARD / TOMICA  ’56JAGUAR XK140 ROADSTER / MATCHBOX

 

 

よぉく見てみると

クラシックカーの上に豪奢な〝 箱 〟が

〝 ドカッ! 〟

乗っかって合体したかのような造形…。

まるで〝21世紀の成金馬車〟か。

 

これはデザイナーが意図したものなのか

それとも偶然の成り行きでこうなったのかはわからない。

 

でも〝自動車〟が発明されたヨーロッパから

遥か遠く極東の別世界〝 日本 〟へ…。

そして

前世紀の古き良き往年の時代から

この21世紀の現代へと時を超え

 

ある一つの

〝 イメージ 〟という〝 ナニモノ〟かが

〝 日 本 〟というものに〝 変 換 〟され

新たな〝 カタチ 〟へと繋がった コトが

 

凄く〝オモシロイな〟と私には思えるのだが…。

 

もし当時のヨーロッパ人がコレを見たら

何と言うのだろう?

 

想像してみるのもいい。

 

 

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TOYOTA ALPHARD / TOMICA  ’56JAGUAR XK140 ROADSTER / MATCHBOX