The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

白川裕理 写真展『三角の山』『貌花 KAOBANA』  12月19日(日) 無事終了

 

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12月19日 日曜 、会期が終了した。

はじまったと思った〝祭り〟は

アッという間に終わってしまった。

そして今、

ある種の緊張感から一気に脱力感のようなものへ…。

いつものごとく。

 

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作品総数 114点

『三角の山』… A3~A3ノビサイズ 93点

『貌花 KAOBANA』… 大四つ切り~全紙サイズ 21点(額装)

 

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そして感謝 … 。

 

この年末の慌ただしさが始まろうという時期、

おまけに〝コロナ〟という社会情勢の中にあって

展示なんかを見にわざわざ足を運んできてくれた方々には

感謝の言葉しかありません。

(私でさえここ2年以上美術展などの類いには行っていないのに)

〝本当にありがとうございました〟

そして

見に来てくれた方々の他にも

今回も世話になった市民ギャラリーのスタッフの方々、

今回記事を掲載してもらった

〝さっぽろ10区〟の編集部の方々にも感謝します。

〝ありがとうございました〟

最後に忘れてはいけない…私の両親。

父と母にも心から感謝しなければならない。

〝ありがとう…〟

 

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今回初めて〝さっぽろ10区〟の編集部から連絡があり

載せてくれるというので軽い気持ちで了解し掲載してもらう事になった。

北海道新聞に週二回挟み込まれているという

小冊子の中のイベントを紹介するページなのだが

12月14日号で思いがけなく写真入りの記事で掲載された。

載せてくれたのは本当に嬉しかった…半面、

小っさな記事だし正直言えば、

こんなの見て来てくれる奴なんて…いるわけないよナァ…。

などと思っていたし、当てにもしていなかった。

 

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だがだ。

初日から最終日にかけて客に話を聞いてみると

記事を見て来たんだと言う人が何人も何人もいるではないか。

その〝影響力〟の大きさに私は驚いた。

ただ、ある一定の年齢以上の人達の話だ。

あの年齢層の人達にとって〝新聞〟や〝テレビ〟というものは

情報源としての大きな〝影響力〟が

未だ残っているんだなぁとつくづく思った。

 

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Wタイトルの試み

 

作品の内容は勿論だが

今回の写真展において特筆すべき点といえば、

通常一度の発表の機会では

〝1つのテーマ〟を取り上げるが

今回は初めて〝2つのテーマ〟を掲げたところだろう。

1、2年に一度ほんの数日だけの展示期間に

それ相応に時間を掛けて作り上げた成果を

パッと見せてパッと終わらせてパッと消えていくのが

いつも何か物足りないような、

勿体無いというか…そういう思いが

たまらなく自分の中でずっと募っていた。

これでもそれなりに創作活動を長い間続け

自分の中には言いたいことがいっぱいあるし

創作者としての多面的な部分を見せたい思いがあった。

加えて2019年このブログを立ち上げた理由も

そういった事につながる思いがあった。

パッと見せてパッと終わらせてパッと消えていくのではなく

ブログという場所を使って

永続的にその成果である〝作品〟を残したい、

そういう思いがあった。