日本のマスコミは「おそらく決定的」だろうなどと語っていたが、
私個人としては…
日本国内でそういうふうに『ヤッタ、ヤッタ』と
決まる前から糠喜びすることは何だかヤメテほしいなと思っていた。
もし獲れなかった時、一番カッコ悪いパターンだからだ。
所詮あれは日本ではなく〝アメリカ〟での話だし、
既に他に色々な賞をもらっているから
それを選ばなかった時の言い訳にもできるだろう。
最後の最後で〝ハシゴ〟を外されることも
充分ありえるのではないかと思っていた。
が、しかし日本時間19日の朝、
嬉しいニュースが届いたらしい。
私の心配は杞憂だったようだ。
日本人としては2001年の〝 i c h i r o 〟以来史上二人目、
6年ぶりの〝満票〟での受賞だった。
日本では〝宮本武蔵〟以来か(笑)。
日本のマスコミは二刀流繋がりで〝宮本武蔵〟の話題にはならない。
どうしてかね…。
でもああいう才能がよく日本で生まれたものだと思う。
これまで幾多の日本人選手が
MLBに挑戦してきた歴史を積み重ねてきたが
印象としてはここに来て一気に登りつめちゃったなという感じだ。
今回のニュースを聞くにつけ
やはり〝文化〟はまず〝人材〟ありきだなと痛感する。
サッカー界はどうだ。
経済界は…。
経営者は…。
政治家は…どうだ。
女性の人材は…。
男が創り上げた場所にしがみついて
権利ばかり叫んでてもダメだ。
女でももの凄い〝人材〟が出て来なくちゃダメだ。
世界が驚くような〝製品〟〝価値〟〝サービス〟なんでもいいから…。
〝カタチ〟にしないとね。
口先だけじゃいつまでたってもダメだろう。
ITは相変わらず〝小物〟ばかりだな。
〝松下幸之助〟や〝HONDA宗一郎〟みたいなのが
一切出て来ていない。
〝親〟が悪いのか
〝教育〟が悪いのか
〝社会〟が悪いのか。