例えば
3月3日は …… 桃の節句。
5月5日は …… 端午の節句。
同様に今日、9月9日は
〝 菊の花 〟で邪気を払い長寿を願う風習があり
〝 菊の節句 〟とも呼ばれ、
様々な行事が行われる日である。
中国の陰陽五行説では
奇数を〝 陽の数 〟としている故に
一桁の中で最極の〝 9 〟が重なる日であることから
〝 重陽 〟と呼ばれる。
そうなんだ…。
〝 重陽 〟………?
〝 ちょうよう 〟………?
コトバだけは聞いたコトがあるような…。
恥ずかしながらこの歳になって
自分自身その程度の認識しかなかった。
旧暦で〝 9月9日 〟は菊が咲く季節であったため
〝 菊の花 〟が使われてきたと言うが
黄金色に輝く多数の花弁が整然と集まるその姿に
めでたい数字が並ぶ姿や長寿を見立てたのだろうか。
日本では古来、
こういう季節の変わり目に
人々が集まり、
祝い、
祈りを捧げてきた。
それは
宇宙とか時間とか自然とか
この〝 世 〟とその中にいる〝自分〟という存在を
認識する〝機会〟でもあったのだろうか。
自分自身〝 花 〟を撮るわけだし
いい機会だ。
今回記載して自分の中に留めておくことにした。