The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

拝啓、サッカー日本代表〝ヘタクソJAPAN〟様へ

 

拝 啓

 

サ ッ カ ー 日 本 代 表〝 ヘ タ ク ソ J A P A N 〟様

及 び

日 本 サ ッ カ ー 協 会〝 ク ソ 会 長 田 嶋 幸 三〟様

 

 

残暑の中、空気が秋めいたように感じるこの頃でございます。

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

わたくしごとで恐縮ですが

 

先日のW杯アジア予選のゲーム、

 

TVで拝見させていただきました。

 

5分程度ですが…(笑)。

 

観ていて悪い予感がいたしました。

 

結果はまさにその通り

 

後半の最後の最後で1対0の逆転負けでございました。

 

どうして〝オマーン〟程度の相手にお負けになるのでしょうか?

 

しかも〝ホーム〟で。

 

あなた様はいつになったらお強くなるのでございましょう?

 

わたくしは〝ドーハの悲劇〟を知っている世代の人間ではございますが

 

あれから一体いかほどの年月が経ちましたか…。

 

〝決定力がない〟とか

 

〝世界との差が…〟とか

 

何十年も

 

何十年も

 

何十年も

 

同じことをおっしゃっては

 

同じことを繰り返される…。

 

いったいあと何年我慢すればよいのでございましょう?

 

わたくしはもう疲れ果ててしまいました。

 

こんな情けないコトが続けば

 

誰も日本代表に期待しなくなるのも無理はありません…。

 

ほんと…

 

世の中あまり舐めないほうがよろしいのでは…………。

 

 

敬  具                令  和  三  年 九  月   三   日 (金)

 

 

 

 

 

 

★〝 覚 悟 〟と〝 努 力 〟と〝 責 任 〟と

 

TVをつけてまず目に入ったのは

〝長友〟がプレーしていたことだった。

〝長友…って(笑)〟

もう十年前の選手だ。

なんで今更こんなの使ってんだ?

他にもいるだろ…。

今日は〝久保〟とかいないの…?

その時は0対0だった。

雨の中シュートもままならず手こずっている。

このまま終わるんだな…つまらんな…と、

5分か10分しないうちに

私はチャンネルを変えた。

(5分か10分観ていれば代表の試合内容は大方見当がつく)

その後結果はネットで知った。

1対0の逆転負け。

キャプテン吉田は〝負けるべくして負けた〟と。

彼の十八番、

いつもの決めゼリフ…情けないよね。

何やってんだか…。

オマーン〟程度の相手に…。

〝久保〟も出ていたらしいが気付かなかった。

でも日本はあれだけの才能を

全く活かすコトができてない。

オマエら毎日毎日何練習してんだ。

何時間も何時間もバカみたいに…。

何の意味もない。

 

 

ドーハの悲劇〟から何十年が過ぎたんだろう?

プロ化する前から考えると

日本のサッカーの歴史って

決して薄っぺらいもんじゃない。

が、

日本サッカー協会

選手の育成を本気でやっているのだろうか?

自然に〝久保〟のような才能が

出てくるまで待ってるつもりなのか?

(そんなふうにしか見えない)

そんなのあと何十年何百年掛かるかわからない…。

待っていてもダメだ。

あらゆる手を使って作り出さないといけない。

 

 

〝トップ〟の覚悟が見えてこない。

例えば〝素人〟考えだが

まず〝トップ〟自らが

〝あと十年で日本代表をFIFAランク十位台の中に入れる!〟と宣言する。

まわりに笑われようが馬鹿にされようが〝覚悟〟を決めて宣言してしまう…。

〝目標〟を設定する。

小学・中学・高校から人材を見つけ出し〝超エリート〟を〝徹底育成〟する。

Jリーグから海外のチームへ常時〝100〟人の選手の移籍を目指し

海外を経験させてそこから〝代表選手〟を選び出す。

もし十年後、

出来なかったら出来なくてもいいじゃないか。

その時は〝トップ〟が自ら〝腹を切れ〟。

目標に向かって努力した事は決してムダにならないはずだ。

 

私には今のサッカー界には

〝覚悟〟と〝努力〟と〝責任〟の三つが

揃っていないように思う。