The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

巨人が今年も日本シリーズでホークスに滅っ多糞にやられてボロ敗け…これが意味するもの

 25日、福岡ソフトバンクホークスが巨人を破り日本一になった。

 ホークスはこれで4年連続の日本一で、去年と今年に関しては読売巨人に4タテを喰らわしての快勝だった。

 ホークスの強さが目立ったというより、今年も読売巨人の弱さばかりが際立った。チーム力の差と言えばそれまでだが素人なりに思えるのは、セ・リーグは〝 野球 〟をやろうとしたが、パ・リーグの〝 ベースボール 〟に置いてけぼりを喰らってしまったように見えた。両チームとも戦力増強には多額のマネーを使えるチームだがホークスは育成もしっかりできるチーム。巨人はそれができていない。うわっ面だけメジャーリーグ真似た巨人と本格的にメジャーリーグのようなチームマネジメントをやろうとしているホークスとの大きな差が出たとも言えるんじゃないか。

 などと感慨深くなる一方でこんなコトが頭に思い浮かぶ。ラグビーやバレーボール、陸上競技など実業団スポーツでよくあるコトだが、絶対的常勝チームがダメになる時…それは親会社の経営が衰退を始める時に起こる。そういうのがチームの成績に不思議と正比例する。サンヨー然り、新日鉄然り、日立然り、三菱然り…例を挙げればキリがない。

 そして天下の読売でさえ例外ではない…紙情報メディアの衰退と終焉。対称的にホークスはソフトバンクという今をときめくITの雄。両者による皮肉なほどのコントラスト。今の時代これだけみんながスマホを持つ時代。そこにコロナがさらに拍車をかける。自分の生活を守るために、まず何を切り詰めるのか? …迷うコトなくみんな新聞紙やめるに違いない。

 それともう一つ、象徴的、カリスマ的経営者の死である。〝 ナベツネ 〟の死が間も無く訪れる前兆なのかもしれない。そこからどう読売が新しい姿で生まれ変われるのか(ジャイアンツの身売りの可能性もある)…… それともそのまんま落ちぶれて終了か。

 

 菅野が大リーグに行くという…日本を代表するピッチャーなどと言われているが、日本シリーズであんなもんじゃぁ、行ってもパカパカホームラン打たれまくるだろうな。田中でさえあれだけ打たれるわけだから…。