The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

くたばれ! アストロズ、ざまみろ! アストロズ

 今日(現地17日)野球のアメリメジャーリーグア・リーグの優勝決定シリーズ第7戦が行われた。筒香が所属するタンパべイ・レイズとヒューストン・アストロズが対戦、4ー2でレイズが勝利し、ワールドシリーズへの切符をついに手にした。
 私は筒香がいるレイズが勝って嬉しかった…というより、2017年にチームをあげたサイン盗み事件を起こしたアストロズが負けた事の方が嬉しかった。負けて当然だ。不正行為をした連中に勝利の美酒を味わう権利などないのだ。しかし連中は不正を行いながらもなんとあの2017年シーズンにおいてワールドチャンピオンの頂点に立ってしまったのだ。その後に事件が発覚、GMと監督が解任された。不正に関与した選手は謝罪したがその多くは今もフィールドでプレーしている。2017年ワールドシリーズの相手は当時ダルビッシュが在籍していたドジャースで、まんまとサイン盗みの餌食にされ負け投手となりワールドシリーズ敗北の戦犯に挙げられファンから糞味噌に叩かれる。結局彼はチームを追われ現在のカブスに所属する羽目になる。あの時のドジャースの負けっぷりは信じられないものだった。ダルビッシュのみならずあのカーショウまでがパコパコ簡単に打たれてしまった。今考えてみるとどうりで納得がいく。
 ダルビッシュアメリカに渡ったものの怪我や手術で彼本来の実力が発揮されなかった時期が長く続き、あの時ようやく傷も癒えワールドシリーズのマウンドという晴れの舞台に立つチャンスを掴んだのである。日本製の最高のピッチングパフォーマンスを思う存分発揮して欲しかったのだが、そんな中でのあの不正行為だったのだ。可哀想なダルビッシュ。でも事件が発覚した後メジャーリーグGMと監督の〝 蜥蜴のしっぽ切り 〟で終わらせ、ワールドチャンピオンの称号は剥奪されないという私から見ると激甘な処分で終わってしまう。あれだけの事をやらかしていて、普通ならチームはお取り潰し、チャンピオン剥奪と関与した選手は永久追放だ。あの時の記憶が私の中で燻り続けていた。事件の事実関係もいまひとつ明らかにしていないところも気に食わなかった。
 そして今年その燻りに火をつけることが起こってしまう。当時からチームに所属している選手がこのようなコメントしたのだ。「~勝って実力がある事を証明する。」つまり2017年、あれは不正をしたから勝ったのではなく、自分達に実力があったからだと言うのだ。なんと傲慢で卑怯な連中だろうか。全く反省などしていない。勝てば不正がチャラになるというのか…なわけない。どういう手を使っても、とにかく勝った奴がエライ、勝てばなんでも許される。プロスポーツがそんな事でイイのだろうか?子供も見ている。このままでは子供達に変なメッセージを送る事になる。
 近頃正論や正義を振りかざす事に対してそれが逆にハラスメントに当たると言われるご時世になりましたが…。でも今回も言わせてもらうよ。不正をしてる卑怯な人間達が得をし、真面目に頑張っている奴が報われない世の中…そんな世の中は間違っている。クソだ。今のアストロズは本当クソ。そして中国共産党はもっとクソだ。