The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

HONDAが F1 第5戦『 70周年記念グランプリ』で優勝

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 〝 HONDA 〟がモータースポーツの歴史にまたその名を刻んだ。
 9日、自動車レースの最高峰 F1第5戦 70周年記念グランプリ決勝に於いてRed Bull HONDAのフェルスタッペン選手が優勝した。今季初勝利だった。
 今回のF1第5戦は〝 70周年記念グランプリ 〟と銘打たれている。その名の通り1950年の一番最初のF1イギリスグランプリの開催から70年、同じそのイギリスのシルバーストーン・サーキットで行われた記念すべき大会であった。
 最終ラップではあの常勝メルセデスのハミルトン選手を10秒のタイム差をつけてのブッチギリの優勝であった。ちなみに1950年のF1イギリスグランプリでは1位から3位までアルファロメオが表彰台を独占している。
 「たかが自動車のレースで勝っただけじゃないか、何を大袈裟な」「またF1ブームを知っているオジサン連中が喜んでいる」という人もいると思うが。特に若い人達や女性には。でもココには大きな価値があるのだ。
 ヨーロッパが発祥で戦後になってから一般にも普及し始めた自動車。オリンピック同様、自動車文化の一つであるモータースポーツもまたどことなく〝 ヨーロッパ人のモノ 〟〝 ヨーロッパ人優先 〟〝 ヨーロッパ人の文化 〟〝 ヨーロッパ人のルール 〟〝 ヨーロッパ人の世界 〟という中で黄色い日本人が戦う難しさは計り知れないものがあるだろう。HONDAはこれまでココでさんざん屈辱的な苦しい思いを何度もしてきた。ヨーロッパを蹴散らしてそこで勝利するという事は〝 HONDA 〟という〝 日本のメーカー 〟いや〝 日本人の思想 〟というか〝 日本人の価値観 〟〝 日本人そのもの 〟が世界に通用することを意味し、明治維新以来日本人が歯をくいしばりながら日本人のやり方で日本人なりに努力してきた事がけっして間違いでなかった事を証明する。
 だから〝 日本人おめでとう 〟と言って最後を結んでおきたい。

 

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☆追記
現在日本と較べると文化・芸術が貧弱で引き出しの数が少ない中国や韓国人の連中、そして米国のTESLAも決して…永遠にこんなマネはできないだろう…と、100%言い切れる。

以前にも触れた事があるが、アイツらが作るクルマには文化的な価値が全く存在しない。そんな〝 モノ 〟に人々を惹きつけるような魅力などないのだ。