The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

小樽での幼き日々

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北海道小樽市築港5-10 / 5-10, Chikko, Otaru-shi, Hokkaido


 石原裕次郎…言わずも知れた昭和の大スター。小樽にゆかりがあることでも知られているが、この令和になった時代若い世代はもうわからないかも知れない。その記憶は少しずつ薄れて行くのだろうか。彼はもうこの世に存在しない。ただ映像作品の中に焼き付けられた彼の姿を見るだけだ。
 彼は1934年12月神戸に生まれ、1936年6月から小樽に住み始める。2歳に満たない時にやって来たわけだから生まれた神戸の街の記憶は殆ど無かったに違いない。なので小樽という街は彼にとって初めて意識した生活の場であり、彼の記憶の中において第一の故郷であったと言っても過言では無いだろう。1943年の2月に神奈川県逗子市に転居するまでの僅か6年と8ヶ月の生活であった。(ネット調べ)
 私事ではあるがこの年齢になって幼児期の記憶や体験は案外後の人生において無意識のうちに入り込み、「もしかするとあの時の…影響しているのではないか」と、気付くことがある。それは裕次郎氏にとっても小樽で育ったことが彼の後の活躍において、生き方や人生観に大きな影響を及ぼしているのかもしれない…と思った。

 期間を延長して小樽を掲載してきましたが今回をもって一旦終了します。春になった頃を目指して再掲載を考えています。

 令和元年も今日で終わりです。私にはなんだかアッという間の一年でした。来年も自分のペースでコツコツ更新していきたいと思っています。それでは皆さんも良いお年を…。