いつも私は頻繁に更新することはないのですが……。これは掲載して残さないといけないだろう。
日曜の30日、アメリカの現役の大統領が訪韓中に板門店で北朝鮮と歴史的な電撃会談…。イヤイヤ、そっちじゃないよ、こっちだよこっち。30日に開催された第9戦F1オーストリアグランプリ決勝でHONDAのフェルスタッペンが優勝、2006年ハンガリーグランプリ以来13年振りの優勝を手にした。
これまでHONDAはF1に4度参戦してきた。第3期参戦途中、リーマンショクが起こり、2006年に優勝してまだまだこれからという時に2008年一杯でF1からの撤退を決断した。盤石な経営があってのレース活動である。やむ終えないとはいえ、さぞかし無念だったろう。株価や世界景気だけでなく金融危機の影響がこういうところにまで影を落とした。しかし2015年復帰し念願の第4期参戦を果たすが、エンジンを改良しながら次々と投入してもなかなか良い結果が出ず一進一退を繰り返し、その中でチームのマクラーレンには三行半を突きつけられ、ドライバーのアロンソからも見限られた。あれだけ結果が出ないのでは無理もないだろう。私は撤退の可能性もあるのではないかと思ったが、昨年からHONDAは別のチームと組んで活動を続行。今年は複数回上位入賞できるようになり、2度の3位入賞と表彰台に上がることも出来た矢先の今回の結果だった。HONDAの苦労がようやく、ようやくこれで報われた形だ。あの時よく諦めなかったもんだなと思う。あそこまでダメだと開発のスタッフは、もうどうしたらいいのかわけ分からなくなったんじゃないか。でも諦めちゃいけないんですね。プロジェクトX…決定。2006年と今回優勝したとはいえHONDAはこの20数年あまり、あの世界でずっと辛酸をなめてきた。だったらやられてきた分これからうんとやり返す姿が見たい。これからも期待しています。田辺さん、再びHONDAの新しい時代を作ってください！！
勘違いしないでほしい。これは単にクルマキチガイがクルマの話をしたいのではない。私はブログで政治や経済よりも大事で尊い日本の文化の話をしているのだ。
